はじめに
こんにちは。
先日は各種フィルターの比較をしましたよね。
今回はその中でも一番メジャーといいますか、オーソドックスといいますか原点であるエアリフト式の投げ込み式フィルターの水作エイトシリーズとGEX ロカボーイシリーズの比較をしてみたいと思います。
では、いこう！！
商品説明
水作 エイト シリーズ
水作株式会社から発売されている投げ込み式フィルターシリーズです。
こんな感じのやつです(^▽^)/
八角形になってまして、それにちなんでエイトと呼ぶらしいです。
実はこの水作エイト、数年前にモデルチェンジしまして水作エイトコアと名称が変わりました。
主な改善点は外しにくかったカバーが外しやすくなったことですかね。
主な構造は上の画像の通りです。
ウールマットを蛇腹にすることで通水性と表面積を稼ぐ設計になっています。
また荒目→中目→細目の順の特殊三層構造になっているそうです・・・実際見てもよくわかりませんがそうらしいです(;’∀’)
いろんなところから吸水するのはロカボーイと一緒ですね。
唯一ロカボーイと違うのは活性炭などの化学ろ過材がウールマットと別体のカートリッジになっていて、ウールマットはそのままでカートリッジだけを交換できることです。
これがいちばんのポイントですね。
ロカボーイの構造説明の後にまたこの点に関しては書きますね(^▽^)/
カートリッジはメーカーからいろんな種類が用意されてます♪
その時々の水質の問題などに合わせて使い分けるといいと思います。
金魚だったらカキガラの入った金魚カートリッジですね。
水換え時のPHショックを予防するためにもお勧めです。
ちなみに私は貧乏性なので、標準装備の活性炭カートリッジから活性炭だけを抜き，そこにこの安いカキガラを自分で詰めてます(;’∀’) けちぃですね（笑）
また、そのほかにも
①緩やかな水流を作ることができるパイプユニットを接続可能
②別売りの底面フィルターと接続可能
です。
ベタなどの水流を好まない生体にはパイプはあると嬉しいですね(o^―^o)
では水作さんの商品説明動画を載せときますね
では全シリーズ挙げていきますね。
※今回はエアリフト式のみ取り上げました。ほかに水中モーター式のドライブMという商品があります。
このように多種多様なニーズに合わせてラインナップされてます(^▽^)/
水作エイトに関してはこのくらいですかね～
GEX ロカボーイ
GEX株式会社から発売されている投げ込み式フィルターシリーズです。
こんなやつですね(^▽^)/
四角いです。だから水槽の隅にピタッと置けますね！
構造はこんなかんじで・・・
基本は水作エイトと一緒なんですが唯一違うのが，活性炭がろ材と一体化してるとこですね。
ただこのロカボーイのろ材，中に入っているものが違うものがあります。
①活性炭のみ
②活性炭＋ゼオライト
③活性炭＋生きたバクテリア
④活性炭＋PH調整成分＋ゼオライト
⑤コケ抑制ろ材
と、ロカボーイも多岐にわたってろ材がラインナップされてます。
うれしいですね(*^▽^*)
それにしてもGEXさん、活性炭大好きですね♪。.:＊・゜
飼育初期の白濁りを消してくれる効果を期待できますねd(‘∀’*)
[追記]
GEXさんは全ての交換ろ材に活性炭を内蔵していますが、その活性炭によるリスクについてまとめましたのでぜひ御一読ください
ではこれもラインナップを見ていきましょう。
ロカボーイ プロという商品があります。
これは耐久性に優れたウールマットと活性炭を別体にしたものです。
水作エイトと似てますね(*^^*)
ただあまりお店で売られているのを見たことがないです。
ネットで買うしかないんですかね^^;
比較レビュー
ではひとつずつ見ていきましょう！
デザイン
甲乙つけ難し！
私はどっちかと言うと水作エイトのほうが好きではありますが、隅っこにおけるロカボーイのデザインも秀逸です。
もう個人の好みの問題ですね^^;
入手性
水作エイト：★★★
ロカボーイ：★★★★★
これはロカボーイに軍杯が上がります。
ホームセンターで、ロカボーイは本体も交換ろ材も置いてるけど、水作エイトは交換ろ材しか置いてない！という店も多々あります。
またロカボーイは下手すればスーパーマーケットのペット用品コーナーに置いてることもあるぐらいです！
さすがは商売上手のGEXさんといったとこですねd(‘∀’*)
［追記］
お住まいのところによってはロカボーイしかお店に置いてなくて(ろ材すらなし)、ロカボーイ一択になることもあるそうで・・・す。
濾過能力
引き分け
これは大差ないですね。
価格
引き分け
これも同じくらいの値段だと思います。
ちなみに私の取材しに行ったホームセンターではエアポンプとセットの商品では水作エイトのほうが100円ほど安かったです。
メンテナンス性
水作エイト：★★★★★
ロカボーイ：★
ここがロカボーイのウィークポイントのひとつです。
水作エイトはメンテナンスの際にもみ洗いしても全く問題でませんし、なんなら1年以上使うことが出来るので、投げ込み式フィルターで問題になる濾過バクテリア数の激減を防ぐことが出来てます。
一方のロカボーイなのですが・・・
水作エイトのようにもみ洗いしようものなら、ろ材が破れて！中から活性炭が出てきます！
もみ洗いしないにしても、取り出しただけで！触っただけで！中身が出てくることもあるほどろ材がやわいです｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡
2ヶ月か3ヶ月もてばいい方です。
私の小さい頃のトラウマです(><)
またろ材買わないといけない〜(><)
お小遣いがぁぁぁ・・・でした^^;
これは・・・
GEXさんからの、ロカボーイは滅多に掃除するな！というメッセージなのか？
はたまた商業設計なのか？
・・・すみません、私は後者だと思います。というか断言します！
こちらの記事をご覧下さい。
http://www.gex-fp.co.jp/blog/aq/detail.php?id=73&category_id=1
度重なる改良を重ねたとありますが、ろ材の耐久性を上げたという文言は見られません。
また、ろ材の耐久性をアップさせたと謳っているロカボーイ プロなのですが、各所のレビューによるとやはりろ材はやわいようです。水作エイトに及ばないようです。耐久性の改良はするつもりは無いようです。
まぁ、GEXさんにしてみれば続けてろ材を買ってもらわないと儲けになりませんから。
さすがは商売上手のGEXさんです。
(￣∇￣ﾉﾉ”ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ!!
ん？じゃあ水作さんはどうやって儲けてるんでしょ？・・・まぁいいです^^;
ただですよ？
濾過バクテリアは2~3ヶ月に1度捨てちゃうことになります。
_( _´ω`)_ﾂﾗｲﾑ
まぁ、他のフィルターと併用して使われてる方は問題ないでしょう。
ロカボーイだけで維持されてる方は早急に水作エイトのほうに切り替えされることをおすすめします(`･ω･)ゞ
トータルコスト
水作エイト：★★★★★
ロカボーイ：★★
メンテナンス性のところで述べたように、ロカボーイは頻繁にろ材を新品交換しなければならないのでコストがかさみます。
拡張性
水作エイト：★★★★★
ロカボーイ：★★★★★
どちらもカートリッジやろ材のバリエーションが充実していますd(‘∀’*)
総合点
水作エイト：★★★★★
ロカボーイ：★★★
こいつ水作厨だから水作優位にしただろ？と思われても構いません。
一応私もロカボーイを長いこと使ったことある人間ですのでフェアではあるつもりです。
が！しかし、やはり初心者に優しくお財布に優しく・・・
そしてプロに愛されてるのはやはり水作エイトの方だと思います。
今度金魚屋さんやペットショップの水槽を見てみてください。
圧倒的に水作エイトのほうが多いはずです。
プロからすれば、水質の長期安定化は命に等しいですし、コストの削減は永遠の課題です。
そんな中でずっと選ばれている・・・
わかっていただけましたかね？
異論反論あると思いますが、私はそうだと受け止めてます。
最後に
いかがだったでしょうか？
参考になれば幸いです。
この記事を見て・・・
水作エイト推しだったので
水作エイトに変えたい！
という方も出てくるかと思いますが、待ってください！
Kinchan流！正しいフィルター移行方法
いきなりいま使ってるロカボーイを捨てて新しく買ってきた水作エイトを入れないでください！
いま使ってるロカボーイを回しながら、新しい水作エイトを2週間ほど併用して、それからロカボーイを撤去するようにしてください。
いきなりロカボーイ捨てるとバクテリアとおさらばになりますので！
水作エイトデビューするなら！
こちらのセットがオススメです(*^^*)
エイトコアのミニサイズとSサイズ、Mサイズがあります。
もしくは水槽もセットで買うなら・・・
このシリーズがオススメ！
サイズは３つありますが、おすすめはLサイズです。
金魚は水が汚れるのが早いのでなるべく大きいほうが良いです。
まぁ、私もなんですが最初は小さい水槽を選びがちです・・・
でも金魚ってあっという間に大きくなりますし、入る水の量が多いほど水替えの頻度が楽だったり病気になりにくかったり・・・するんです。
なのでできたらLサイズがおすすめです。
まぁ、Lサイズといっても横40cmですからそんなに大きすぎることはないです(^▽^)/
ロカボーイ×水作エイト 二刀流使い立ち上げ法
☞オススメ！
水槽セットをお店で買うとなったらロカボーイのセットしか手に入りませんよね？
でも長期的にみて、バクテリアとか水質とか考えたら水作エイトを使いたい・・・
そんな方にオススメしたいのがこちらの方法です！
ロカボーイと水作エイトを併用する方法です。
では手順を見ていきましょう
①GEXの水槽セット(ロカボーイ入)のセットを購入
②水作エイトをネットで頼んでおく
その際このような、エアーを分岐するパーツも一緒に頼んでおきましょう
これ、のちのちいろいろと役に立ちますから持っといて損はないです
③1ヶ月ほどロカボーイと水作エイトを併用した後、ロカボーイを撤去する
④完了！！！
この方法で行くと、ロカボーイの豊富な活性炭で水槽セット初期の白濁りを抑えてくれ、なおかつ水作エイトにもバクテリアが溜まるのでオススメです。欲を言えば、上述しました、ゼオライト入のロカボーイのろ材を付けておくとより一層安全な立ち上げが可能になります(*^^*)
最もおすすめな投げ込み式は？
ずばり！これです！
能力が高すぎてもう笑えてきますよ(^▽^)
サイズがどうしても大きいので敬遠しがちですが、
『はやくこれ使ってればよかった！』
って思いますよ、きっと(o^―^o)
45cm水槽以上の方におすすめです。
ただちょっと分解が難しいのでこちらの記事参考にしてみてください。
いまも私はニューフラワーDX使ってます。
おかげで水はピカピカ☆
☆
☆
ではでは、今日はここまでにします！
ここまでお読みいただきありがとうございました！
ではでは〜*-ω-)ﾉ”ばいちゃ
【追記】
水作エイトやロカボーイとあわせて
水質管理と病気予防にこちらのバクテリアがかなり！！お勧めです(^▽^)/
数日で金魚に最適なお水ができちゃいます。
そして投げ込み式フィルター以外にも各種フィルターを検証してみましたのでこちらもご参考に(*^^*)
あと、水作エイトなどの投げ込み式フィルターはサブフィルターとして使うのがオススメです。
メインのフィルターには上部フィルターか外部フィルターがオススメですが、私個人としては値段は張りますが断然！外部フィルターをオススメしたいですね(*^^*)
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