はじめに
また転覆や浮きのお話を。
皆さんも経験有ると思いますが、浮いたり転覆する金魚って、大抵
エサを取るのがうまくて、食べ過ぎちゃうヤツ
じゃないですか?
ジャイ○ンタイプです。
『みんなのものも俺のもの』?
もちろんそういう子でも浮かない子は浮かないのですが、、、
浮く子をよく観察すると、他の金魚の数倍は口に入れてたりします。
ですので、水槽に投入するエサの量を少なくしても、単独飼育でない限り、そういう金魚に対しては意味がないのです。
じゃぁ、どうすればいいか?
私なりの解決策を考えてみました
エサは沈めること
沈下性のエサを与えたほうがいいです。
浮くエサだと、食べるのが得意不得意が顕著に出ますので。
ただ、以前ご紹介したとおり、シリンジを使えばいとも簡単に浮くエサも沈めることができるのでどんなエサでもいいです。
お好きなエサを沈めましょう!
・・・と言いたいところですが、これについては3つ目の項目も参照してください。
砂利を敷く
1つ目は砂利を敷くことです。
浮くエサは、取るのが上手い、下手というのが顕著に出ますが、沈下性のエサで砂利の中に潜り込んだものを食べる、ということに関してはあまり優劣が出にくいように感じます。
敷くならできるだけ小粒の砂利が良いです。
掃除のやりやすさや粒の丸み、さらには水質維持の観点から考えると大磯砂の細目を強く私はおすすめします。
そして砂利掃除がめんどくさい、という理由で敬遠される方も多いと思いますが、最近は砂利のおそうじグッズで良いものが出てきてますからそこまで心配することはないです。
できるだけ細かい粒のエサを
これが今回の記事で言いたかった最大のポイントです。
粒が大きいと短時間で多くのグラム数を獲得できます。
しかし粒が粉に近いほど小さければ、砂利の中に入り込んだり、と獲るのが難しくなるので短時間でエサを大量に、それも一匹だけとか獲得することはできません。
こうすることで全員に、より均等にエサを行き渡らせることができます
さらに、これによる副産物として、
運動量が増えます
よく考えたら当たり前ですよね。なかなか見つからないのですから。
もちろん、水の汚れや食べ残しは大きい粒より出やすくあるので例の砂利掃除クリーンーでこまめに掃除しましょう
☆彡
私がいいなと思う小粒のエサをちょっと載せてみますね
キョーリンの規格で言うSSS粒に該当します。
大抵のキョーリンのエサがSS粒なので、ひと回り小さいです。
胚芽も使っており消化に良いエサです。
Dのペレットタイプより粒が小さいです。
これ有名ですよね。プロアマ問わず人気のエサです。
これも有名ですよね。転覆が治りやすいとか言われます。
そしていま話題のアドバンスフード。
これは本当にすごいのでぜひお試しください!
☆彡
そして、別にこれらを入手する必要はありません。
乳鉢で砕いたりすればよいです。
とにかくある程度細かくしたらOKだと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
参考になりましたら幸いです