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金魚ファンによる金魚のためのブログ

病気 製品レビュー 飼育のノウハウ

エサの正しい与え方と選び方

はじめに

世の中、金魚のエサはやまほどありますね〜

大手メーカーだけでもたくさんありますし、中小規模のメーカーや店舗オリジナル、あとは水産用のエサまで含めると大変なことに^^;

この中から自分の飼育スタイルや金魚の体調に合わせてエサを選ぶ必要があります

それが難しいんですよね^^;

一番直面して困る問題が

『消化不良で転覆しちゃった』

ですよね。。。

そうなると消化のいいエサを選ばなければならないのですが、、、

これまた難しいんですよね

この子にはあっているけどあの子には駄目、、、とか。

そして一度消化不良がちになると、エサを変えて治った頃にもとのエサに戻しても消化不良を起こすことが多いんですよね。

☆彡

金魚が病気になる原因はいろいろあるように見えますが、たった3つだと思います

それぞれの原因の%を私なりにつけてみました

水質の悪化:50%

外部からの病原体の持ち込み:10%

消化不良:40%

☆彡

どうでしょう?

私は消化不良は万病のもとだと思っています。

なんでこんなに%が高いのか?

水質の悪化はエサの不適切なやり方(多すぎ)も含まれます。

消化不良で下痢気味になると水が汚れやすいとも言えます。

そして腸内環境が荒れるとたいてい病気になるんですよね。

一番多いのはあいつ、、、エロモナス!!!

まぁ、要するに

エサやりは一番楽しい時間であるけども、実は一番重要!

ってことはもう金魚を飼いはじめたばかりの初心者の皆様でも皆さん感じられていると思いますし、飼育歴があるかたは重々承知のことと思います。

☆彡

今回はですね。

健康に育てること重視のエサの与え方と選び方

のみをお伝えします。

急激に大きくさせる方法は私はしたくないので今回は省略で・・・

(急激に大きくさせる方法はいくつもあるのですが、人間と同じで短命傾向にあります)

私の思う正しいエサのやり方

すべての個体にまんべんなく

さて、まず・・・

皆さんはひとつの水槽に金魚を何匹飼っていますか?(Q1)

砂利は敷いていますか?(Q2)

浮くエサですか?沈むエサですか?(Q3)

☆彡

これ結構重要なファクターです

Q1で、匹数が少ないほど個体間の強弱、つまりはエサの偏りが生じてしまいやすくなります。

2匹だと顕著です。

片方はめちゃくちゃ食べるからもう片方がほとんど食べれない

ってこともよくあります。

これがQ2で

砂利を敷いていない場合、より顕著になります(ついこないだの私の家です)

砂利があるとエサを取る能力差が出にくいです。

エサが潜りますから。

みんなでローラー作戦開始するのでかなりまんべんなく広がりますから平等に近くなります。

砂利を敷いていないと運動量が減るとか、照り返しが・・・とか以前に、こういうデメリットが生じるので私は砂利をおすすめします(昨日の話に戻ります)

敷くなら絶対大磯砂の細目がいいです。総合的に考えて。

☆彡

おっと、もっと大切なことが!

Q3です。

浮くエサを使っている方・・・

浮くエサを食べるのが得意な子とそうではない子の差が顕著に出てませんか?

私は何度も経験ありますね〜。

下手な子だと一粒も食べれず・・・

かと思えば得意な子は完全独占状態・・・

☆彡

なんでどの子にもまんべんなく与えるかが重要かと言いますと

『1匹あたりのエサの量のコントロールが難しくなる!』

からです。

ですのでコントロールしやすくするためにも

  • 砂利を敷く(目の細かいものがオススメ)
  • 沈むエサを使う

です。

大きい水槽の場合は最低3匹入れると良いかもしれませんが、上の2条件が満たされるなら必要ないでしょう。

こうすることで、たとえば2匹の場合、与えたエサが50%・50%に分配されやすくなります。

大抵、転覆するヤツや浮くヤツはエサを取るのが上手くて独占するヤツと決まってます。実は。

※私の経験上ですが。

うまく配分できるようにしましょう!

【想定される質問】

Q『沈むエサを食べるのが極端に下手な子っていない?』

A『砂利が大きすぎませんか?よくある玉砂利だと粒が大きく、砂利を口に入れて戻す際に大変そうな印象を受けます。粒は最低でも中目以下が良いと思います。特にちびっこには。』

A”『また、大きな粒のエサより小さい粒やクランブル形状のエサを使うとより均等に与えることができますよ』

1回に頬張れるだけ与える

ハムスターをイメージしてください。

頬袋にためますよね。

あれと同じで、金魚もある程度エサを口に入れるとエサ探しをやめて回遊しませんか?

それを目安にします。

つまり

1回量は頬袋に入るだけにする!

です。

ただし!砂利を入れていると難しいです。目安が。

なぜならエサを頬袋に溜め込むのに時間がかかりますからね。

ですので、予備の水槽やバケツに全員移してからエサを与えて与える量を決めましょう

全員が口に入れ終わってモグモグし始めているのにまだエサがある場合は多すぎです。減らしましょう。

いままで3~5分とか記載されているものばかりでしたが、砂利の有る無しや浮く沈むで変わってきますから、ここは

ベアタンク条件と仮定して沈下性のエサで1回に頬張れるだけ

と規定し直しましょう。

おそらく、金魚の口の容量というのは一回の適正量に近く作られているのではないのでしょうか?

1日 1~2回で十分!

私も今までいろいろな回数を試しました。

1日に与えるエサの総量はそのままで4回くらいに小分けで与える方法だったりとか。

ただやっぱり、1日2回くらいがベストのようです。

回数が増えると金魚が潰れがちです。

健康を第一に考えるなら2回で十分です。

もちろんその1回は夜でも大丈夫です。

一時期は夕方以降は駄目なんじゃないか?と思ってましたが、夜に与えたときとフンを比較してみても大差なかったので。金魚の体的には問題ないやり方だと思います。

私達現代人だと昼は与えれないですからね^^;

そのためにフードタイマーを買うのも馬鹿らしいですし、あれはエサの量のコントロールが非常にシビアなので、水槽飼育の方にはあんまりおすすめできないですね。

エサの選び方

いろんな目的のエサが売ってます。

色揚用、増体用、肉瘤用、免疫力向上用、消化にいいもの、、、

私はこれらの中からだったら

消化にいいもの!

通年で!選ぶべきだと思います。

先程も述べたとおり、消化不良が病気の原因の多くを占めてます。

免疫を賦活するエサでも消化に悪ければ意味ないですから。本末転倒です。

☆彡

では私がおすすめする消化に良いと思うエサをご紹介します。

あくまで個人的所感です。また使い勝手や入手性なども考慮しています。

ランキングなどは今回はつけません。

ではざっとすべて並べますね

定番の咲ひかりの緑パケです。

なんだかんだ総合力で一番使いやすいです。

割と高蛋白なのですが、植物性蛋白を多く使っていることに加え、キョーリン独自の善玉菌ひかり菌が腸内での消化を助け、腸内環境をよくする働きもあるおかげか消化にいいです。

変に太ったりすることもないのでよいです。

またご紹介するエサの中ではトップクラスに食いつきがよく、水も汚れにくさもトップクラスです。

転覆しやすいと言われてますが、それに反論。

見た目に反してすごくすごく消化にいいのでビックリしてください。

ただ、こればかり与えると変に太ることがあるのでご注意ください

私のお気に入りのエサです(*^^*)

後述します土佐姫とブレンドしてよく与えてます

このエサに関してはこちらの記事でも消化の良さをご紹介してます

ダントツで消化にいいです。

実はキョーリン推奨派の私がですね、いま1番お気に入りなのは土佐姫です。

よく沈み水もそんなに汚れず、さらに海藻粉末がふんだんに盛り込まれているので粘膜が厚くなります。

他社で粘膜が厚くなるエサもあるんですが、あちらは消化にいいとは言い難いので、もし粘膜増強を目指すなら断然こっちをオススメします(*^^*)

安全です。

やっぱり消化に良い悪いは大切です!

とにかく泳ぎが安定します!

転覆病に最適です。

使い始めてから病気になることが少なくなった気がします。

そして治ります!これで転覆病!

入手が難しいのが難点です。

通販の他に、取り扱いの有る実店舗一覧がこちらのHPに乗ってますので探してみてください

https://www.dojo-lab.jp/retailers.html

土佐姫に関してはこちらでも

プロの間でも評判の良いミシロさんのエサです。

これも消化にいいですよ。

また、個人的に思うんですが、カテキンを配合されているので、腸内の悪玉菌を成敗してくれるかも??

カテキンの金魚への効果はこちらをご参照ください

これも消化によく、さらに粒が小さいのでより均等にエサを与えたい、と考えたときに最適です。

ただし、900gでしか販売してません・・・

一般向けに200gとかで販売してくれることを願います。

まとめ

  • 細かめの砂利を敷く
  • 沈下性の消化に良いエサを使う
  • ベアタンク条件と仮定して、1回に頬張れるだけのエサを与える
  • 1日2回で十分!
シンセー 大磯砂 細目 3kg 関東当日便
金魚飼育4年目の金魚飼育初心者がモノ申します(^▽^)/ 思考回路は完全に理系、性格は絵にかいたようなA型です。 少しでも皆様の金魚たちが元気になれたらと思います。