はじめに
転覆病悩みますよね〜
今回は食後の転覆や浮きについて焦点を絞って述べますね。
転覆直前の浮き症状が1番厄介。
気をつけることといえば、
- 良好な水質を維持する
- できれば沈下性のエサを使う
- できれば砂利を敷く
- 砂利の掃除はこまめに
が一般的ですよね。
4.に注目して欲しいのですが、私たちは普段、水底の汚れしか気にしません。
特に金魚飼育者は。
なぜか?
それは大抵エアレーションをするからです。
熱帯魚を飼っている方なら悩まれたこと多いでしょう。
私もたびだび悩まされます。
そう、水面の!油膜!!です。
盲点ですよね~
私も完全に盲点でした。
https://webtopi.biz/archives/102
この方の記事のおかげで私は知ることができました。
感謝です。
するとですね、上記2.の沈下性のエサを使うべき、と一般に言われる理由とも線がつながるんですね。
なんで沈下性を与えるように、って言われてるかご存じですよね。
水面をパクパクするのがダメ、と。
パクパクが癖になるとダメ、と。
経験上、たしかにパクパクする癖のあるやつに限って食後に浮きます。
あぁ、うちの首相がそれです。
そもそも油膜って。。。
油膜はバクテリアの死骸に含まれる油分やエサに含まれる油分が溶け出したものと言われてますね。
私は前者:後者=1:3くらいかなと。
脂肪分の少ないエサに切り替えたら浮きにくくなる、ってのはこれも原因かと。
油膜対策
まず、脂肪分の少ないヘルシーなエサを使うというのは大いにアリだと思います。
しかし、成長期は大きくしたいですし脂肪分の多い餌も与えたいですよね。
エサから入る油分は仕方ないとして。。。
水面の油膜だけでもなんとかしたいですよね。
油膜を除去する製品はあります。
わざわざオーバーフロー水槽にする必要は全くありません。
俗にいうサーフェイススキマーという商品を使えばよいです。
こんな低価格からあります。
そして王道のカミハタさんとエーハイムさんですね。
ただ、最近気になるのが
こちらの商品。
先ほどの3商品はただ油膜しか取れませんが、こちらは油膜取りに加えて濾過もできる商品です。
そして結構オプションでリングろ材とか入れるスペースが大きそうなんですよね。
さらにチャームさんのHPによると水槽から出っ張る長さがそれぞれ4cm (300)と5cm (400) と省スペース。
絶賛検討中です。
最後に
ありきたりですが、第一の対策は脂肪分の少ない餌に切り替えること。
そして水面の汚れである油膜をとるという方法。
※強硬手段として水面にネットを張る方がいますが常用は難しいですし、美観を損ねるのであんまりやりたくないですよね~。
☆
どうですかね~。
私もまだやったことないんで説得力がないのですが、、、
☆
あと余談なのですが、エサから直接金魚の腸内に入る油分対策として、
サムライEXシリーズの小次郎526EXが私の実験結果では良好な結果が出てます。
※ヤフオクから買うほうが安いです。
どうも、私が考えるに商品説明にもありますように
含まれる麹菌は脂肪分解酵素のリパーゼを豊富に含むらしく、それが腸内で油膜やエサの脂肪分分解に貢献しているのではないか、と。
参考になりましたら幸いです。