チェックポイント一覧
- 泳ぎやエサ食い、背鰭の張り具合などから総合的に元気かどうかをチェック。
- 横から、白点・糸状のもの・白綿のようなもの・赤斑・黒斑・血走り・目の白濁など体表に異常がないか至近距離からチェック。
- 各ヒレはギザギザしておらず滑らかかどうかをチェック(尾腐れ病)
- 下面(腹部)にも異常がないかチェック(見落としがち)。
- エアレーションやフィルターを停止して、上面から、エラの動き(エラ病)・鱗の滑らかさ(松かさ病)・左右対称か(腎肥大・腹水病)・目の飛び出しの有無(ポップアイ)をチェック
- 泳ぎは正常か?(転覆病)
- 気泡入りのフンが浮いていないか(消化不良)
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【補足】
1.について
基本的には「いつもと比べてどうか?」という視点でよいです。
日々動画を撮っているとよいと思います。
らんちゅうの場合は背鰭がありませんから、泳ぎや捕食などの動きを観察するしかありません。
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2.について
水槽と顔の距離を5cm以内にして、よ~く凝らして観察してください。
近視で眼鏡かけてる方は取ったほうが観察しやすいです。
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5.について
毎日でなくてもよいですが、最低でも週に1回は観察しましょう。
そしてエアレーションやフィルターの電源を切ることが大切です。
特に松かさ病を判別する際の鱗の見極めは水面に揺らぎがあっては観察しにくいですから。
もちろん、確認後に再始動するのをお忘れなく。
このときエラの動き(呼吸)についても観察しますが、
「左右同時に動いているか」
「およそ1秒に1回のペースか」
を確認してください。
片方しか動いていない、呼吸がはやい、といった場合はエラ病が疑われ、早急な手当てが必要になります。
☆
6.について
なかなか気づきにくいケースとして
「若干お尻が浮き気味で泳いでいる」
というケースがあります。
金魚は、なぜか不調なところを飼い主に隠すように、転覆の初期症状をかなり上手に隠しますので、経験者じゃないと、この見極めは難しいところがあります。
もしこの症状が出ている場合、
「深夜に急に室内灯を付けたら水面近くで休んでいる、もしくは転覆している」
という見極めができますのでお試しを。
あとは、SNSなどにアップして、他の方に見極めをいただくのもよいと思います(もちろん私でよければどうぞ)
最後に
他にありましたら教えていただけると嬉しいです。
また、これらの事項をSNSやブログ・YouTubeなどで広めていただけると嬉しいです。
無断での転載・スクショ拡散などをこの記事に限り、許可いたします。
1匹でも多くの金魚を救えれば、と思っております。ただそれだけです。
質問などはInstagramの私のアカウントにDMください。
よろしくお願いします。