はじめに
昨日、記事に書きました通り
コマッティがカラムナリスによるエラ病で亡くなった(><)と確定診断が付いたので、残りの2匹はとても元気ですが
現在、水槽の中はカラムナリス菌がかなり蔓延している可能性がありますし、もしかしたら2匹も既に感染していて初期段階かもしれなかったので、元気なうちに完璧に駆除と治療をしようと思いましてやってみました。
方法
http://itou-yougyojyou.sakura.ne.jp/erabyou.html
昨日も紹介致しました、こちらの伊東養魚場さんのホームページを参考に
- エルバージュ 4.0g/100L
- 0.8%塩水浴
という薬浴を24時間!実行しました。
エルバージュは通常この量を4時間浴までで使用しますが、伊東養魚場さんのホームページではこの高濃度を0.8%塩水浴と合わせて24時間するのが1番効果的で確実だと書かれてましたので勇気を出してみました。
カラムナリス菌は0.5%程度の塩水浴では死なず、むしろ爆増するというのは結構最近言われてますよね。真偽は定かではありませんが・・・
そこで伊東養魚場さんが提唱するのは0.8%という訳です。
0.8%がちょうど少ない負担で最大の殺菌効果を示すのだそうです。
0.5%では魚体の負担をほぼゼロにする代わりに殺菌効果なし、0.6%では殺菌効果は弱いのだそう。
実行しました
薬浴開始から12時間経過後の動画がこちらです。
エサを切ったので大人しいですが背鰭は立ってますので大丈夫そうでした。
(銀ちゃんは背鰭の根元は立ちますが、折れクセがついてるのであくびの時くらいしかピンッと張りません(^ω^;);););))
このときは撮影時だけライトを付けました。
※いつものLEDライトが故障してまして、仮の弱いライトで代用してます^^;
それ以外の時はもちろん常に遮光してました。
エルバージュやグリーンFゴールド顆粒などのフラン剤は光で薬効成分が分解されるので注意です。
屋外飼育の方だとすだれなどをする必要がありますね。
そして、カラムナリス菌は27~28℃が最高に元気になるので、徐々にファンを使って28℃から24℃まで下げました。
恐らく、最近ずっと28℃あたりを右往左往してましたからそれも原因として挙げられるかもしれません。
そして外部フィルターは止め、投げ込み式だけをエアレーション目的でそのまま入れておきました。
もちろん、このあと外部フィルターや投げ込み式フィルターは新品のろ材に変えてリセットします。
私は病気が出たらいつもプチリセットを・・・
ろ材や砂利を水道水で徹底的に洗浄して2~3時間浸け置きするという作業をしてましたが・・・
やはり楽するのはいけないと思いまして、今回は完全リセットを決行することにしました。
薬浴完了
で、終了いたしまして
- 100%換水
- 0.3%塩水浴(私のお気に入り)
に戻しました。
戻した60分後の映像がこちらです。
エサは昨日から切ってるんですけどね^^;
水槽に合流してからいつものようにエサばかり探してます(笑)
とりあえず元気そうなので成功と言えるでしょう
今後、カラムナリスが発症しなければ良いですが・・・
今回の反省点と改善点
反省点
今回エラ病で☆にしてしまった原因がカラムナリス菌だったということで、反省点を列挙します
- 水換え頻度が低かった
- 水温がカラムナリス菌が繁殖するのに最適な28℃前後と中途半端に高かった
改善策
ので、改善策としては
- 水換え頻度を上げる(現在週1)
- 26℃固定のクールファンを導入
することにしました。
また、クールファンを導入することで水温も下がるので夏場に深刻化する水の痛みも軽減されるので良いのではないかと思いまして導入を決めました。
これを早速注文しました。
ヒーターと同じくニッソー製の、逆サーモスタットと一体型のクールファンにしました。
いま使っているGEXのやつにサーモスタットを付けても良いのですが、一体型の方がスッキリしますので思い切ってこちらを注文しました。
また届きましたらレビューしますね。
今後の計画
- ファンを使用し、26℃固定にする
- 3日ほどしたら半量水換えを行い、いつもの塩分濃度を0.15%程度に戻す
- 吸虫症の可能性も捨てきれないので、落ち着いたら駆虫薬(手持ちのトロピカルN)で駆虫を行う
最後に
皆様の金魚ちゃん達にエラ病が訪れないことを祈るばかりですが、もしカラムナリス菌由来と思しき症状が出ましたら、ここに記載しましたメソッドが役に立てば幸いです。