はじめに
つい先日、エロモナスがまた出ました
もうイヤだ、エロモナス
他の方の投稿を見ててもエロモナス多いですね。
松かさ、赤斑、腸満、ポップアイ、、、
もう繰り返したくない、その思いでついに!
私は究極の病原菌対策として、
殺菌灯
にチャレンジすることにしました。
殺菌灯とは?
UV(紫外線)で飼育水を殺菌する装置です。
細菌・真菌(カビ)・寄生虫(幼虫と卵)に効きます。
その効果としては、エーハイムさんの情報によると、
雑菌数が通常時の1/30!
になるそうですΣ(゚Д゚ υ) キャアアアアア
http://www.eheim.jp/uvsteriliser_top/reeflexuv/
ちなみにですね、
水中の雑菌の数が増えれば増えるほど、病気になる確率が上がることが分かっています。
プロは雑菌が増えないような飼育をしているそうです。
はい、私たちにはなかなか厳しいですね(–;)
毎日水換えするとかですかね。
キョーリン山崎研究所HPから引用します
弊社の調べでは、雑菌の数が1㏄あたり105個を超えると、金魚が病気にかかる率がグンと高くなることが分かっています。雑菌が増えやすい環境では、病原菌も増えやすくなるようです。
https://www.kyorin-net.co.jp/yamasaki/trivia/t04.html
雑菌を減らすことがいかに重要かわかっていただけたかと思います。
ちなみに殺菌灯が効くのは
細菌・真菌(ミズカビなど)・寄生虫
です。
はい、病気の原因生物は皆殺しです
ただし、すでに白点病だったりと、病気の場合は素直に薬で治療しましょう。治療効果はありません。あくまで予防の効果のみですので。
☆
よく質問されるのが
『濾過バクテリアには影響ないんですか?』
ってこと。
お答えします。
濾過バクテリアのほとんどはろ材に住み着いてまして、水中を漂っている濾過バクテリアはほとんどありません。
殺菌灯が殺すのは殺菌灯を通過した飼育水中の細菌のみですので、濾過槽内のバクテリアを殺すことはまずありませんのでご安心を。
ただし!
水換えなどのあとにバクテリアを追加する際は24時間ほど殺菌灯を停止したほうがいいでしょうね。
同様に、立ち上げ直後は4週間ほど殺菌灯はつけるべきではないです。
ろ材に十分な濾過バクテリアが住み着いておらず、空気中からやってきた濾過バクテリアも皆殺しにしてしまうからです。
他に質問されるのが
『紫外線で水槽とかは傷まない?』
ってことですね。
ご安心ください。殺菌灯から紫外線は一切!漏れることはありませんので、水槽や生体を紫外線で侵したり、家具を劣化させることはありません。
ただ殺菌灯内部は傷んだりします。。。
プラスチック製だと傷みが激しいです。
しかし、私が今回選んだエーハイム社のものは内部がアルミ製なので、その点は改善されています。
ちなみにランニングコストなのですが、殺菌灯のランプを約1年毎に交換する必要があります。
1本約4,000円です。
まぁまぁしますが、その分病気でお薬代を払うよりは安いと思えば、、、悪くはないかと。
殺菌灯について、気になることはもうほとんどこちらに書かれてますので良かったらご一読ください。私より断然わかりやすいです笑
https://www.kamihata.co.jp/faq/detail/6
ちなみに外部フィルターでなくとも使えます。
このように水中ポンプを使えばいいのです。
水中ポンプはそんなに高くないのでおすすめです。
さてさて、殺菌灯の最大のメリットですが
『感染が起こりにくい』
ということです。
なので従来避けるべきだった中国産の金魚と国産の金魚を一緒にドボンできるのです。
また、新しい子をお迎えしても、その子の調子を1週間ほど塩水浴してトリートメントさえすれば、検疫期間を設けなくてもそのままドボンしていいんです。
なかなか魅力的ではないですか?
ただ、デメリットが一点!
それは・・・
水中の雑菌が少なくなるので、その分金魚の抵抗力は落ちます!
なので殺菌灯で管理していた子を、殺菌灯のない水槽に入れると病気になるリスクが格段に上昇します。
この点はご注意を。
一番いいのはすべての水槽を殺菌灯で管理すること、、、
いや、どんだけ金かかるんだ!?
ってことになるので、、、
たくさん飼われている方はもう思い切って大きい水槽を1個飼って全員まとめちゃえ作戦をするかですね。
あとは、免疫力をある程度はつけるために免疫力増強フードをたま〜に与えることですかね。
開封・設置
今回設置したのはこちら
http://www.eheim.jp/uvsteriliser_top/reeflexuv350/
エーハイムです。
これで350Lまで対応します。
この上のクラスもあるのですが、それは業者さんでしょうね^^;
本体がアルミ製で高級感あります。
だが、しかし・・・
横の黒いボックスはなんとかならなかったのかな・・・と^^;
本体に入れてほしかったな・・・本体大きくなっても・・・
いや、無茶言い過ぎですね^^;
ごめんなさい、エーハイムさん。
設置場所にアース端子がない・・・^^;
アース端子は割愛します・・・(大丈夫なはず)
本体を開けるのですが、なんと!
アクア用品では珍しくドライバーの使用を要求されます^^;
エアポンプの部品交換くらいですよね、ドライバー使うのって
ネジをなくさないように気をつけましょう。
開きました!
ただこれを開くのが意外と難しい・・・(説明書必読!)
殺菌灯ランプをつけるソケット部分が出てきます
これがランプですね
ここで注意!!
殺菌灯のガラス部分は手で触ってはいけません!!
きれいな布を用意しましょう。
今回はこんな感じで設置します。
ここでホルダーを通常は壁にドリルで固定するわけですが、私は穴を開けたくないので・・
私の大好きなこれを使います(^o^)
よくくっつくのでいいですよ〜
その上取り外しもしやすいので使い勝手最高!
そんなこんなで設置完了!
ONにしたらここが光って見えます。
もちろん紫外線が漏れているわけではありませんのでご安心を。
ごちゃってますね〜(笑)
これを・・・
ボロ隠し〜♫
今回の設置に関して、カミハタさんが出している動画が非常に参考になりましたのでリンク貼っておきます!
設置後の感想
意外とかんたんにできました。
肋骨9箇所折れてても一人でできました(笑)
それくらい簡単です。
殺菌灯導入から1週間くらい経ちましたが、元気にしてます(^o^)
もうお気づきかもしれませんが、ベアタンクにしてしまいました
理由はいくつかあるんですが、、、
一番の理由は
『殺菌灯は飼育水中の雑菌のみを殺し、砂利などについている雑菌は殺せない』
からです。
殺菌灯の効果を最大限発揮するためにベアタンクにしました。
ただ、ここでもひと手間加えてます。
ただ単にベアタンクにすると照り返しがひどくなるんですが。。。
塩ビ板を少し加工したものを敷いて照り返しをなくしました。
また後日、方法などをご紹介できたらと思います。
最後に
汚い話になるんですが、私のこのブログからどこのリンクに飛んでいるかを追跡すると
パラキソリン、パラキソリン、パラキソリン、、、
パラキソリン売れすぎで在庫がないみたいですね。
あと、原料調達が難しいとかで生産が追いつかないと聞きました。
ただですね〜
今回の殺菌灯は、パラキソリン以上に病気予防に有効なものだと確信しております!
ご質問等ありましたら、遠慮なくこちらのInstagramのアカウントまでDMください。
https://www.instagram.com/kinchan_ch/
よろしくお願いします!