ニチドウさんに聞きました!
先日、ニチドウさんにお電話して色々とお聞きしたのですがその中で
Q: 冬越しするとしないとでは寿命は変わりますか?
A: 年中26℃なら寿命が短くなるとは思いますが、冬場に温度を下げるのでしたら越冬させるのと大差ないと思われます。また、越冬することで強くなるとは言われますが、白点病などのリスクが高くなります。言い換えれば病気に強くなるということは、病気に強い個体しか残らない・・・結果的に病気に強くなったように思える・・・というのが正しい見解かと。異論はあると思いますが。
一般的な水槽飼育の方には当てはまらないですが、池などで多頭飼いしている方が口を揃えてこう言いますのでおそらくそうかと思います。
一般的な水槽飼育の方でしたらやはり冬場もヒーターで加温した方が良いです。病気の発症リスクが減ります。ただ冬場はできたら15℃くらいまで下げれると良いですね。寒暖差はやはり感じさせた方が良いと思います。
また春や秋、そして今の梅雨の時期といった気温が不安定な時期はその期間中の最高気温と同じ温度にヒーターをセットし、できるだけ1日を通しての温度の差がないようにすると病気のリスクがさらに減ります。お試しください。
Q: なるほど。私はいままで冬場は19℃まで下げてたのですが15℃まで下げることでメリットはあるでしょうか?
A: 水温が1℃下がると金魚にとっては3℃体感的に下がると言われています。ですので19℃から15℃で、12℃と金魚の体感的に低くなるわけです。この差は非常に大きく、人間にとって考えれば、冬のない1年・・・になりますね。三季・・・ですかね?(笑)
あと冬越しすると色が引き締まって色揚がりが良くなると言いますが、それは15℃でも体感できます。ただ19℃だと厳しいですね・・・。
各社のヒーターで15℃まで下げれるものが多いのはこうした背景があります。
Q: なるほど。ちなみに15℃まで下げてエサは大丈夫なんですか?消化とか・・・。ニチドウさんのだとメディゴールドシリーズや金魚膳シリーズがあると思いますがこれらは与えれますか?
A: 15℃でしたらうちのエサでも大丈夫です。サラリーマンさんでしたら朝にだけ、他の季節より少なくあげてください。大切なのは量と回数を減らすことです。温度が下がると消化機能が落ちるのはもちろん、運動量も減りますのでたくさんやる必要は無いですし、やっても成長しませんので意味がありません。
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( ´゚д゚`)アチャー
やっぱり金魚は15℃まで下げた方がよさげですね・・・
いま19℃までしか下げれないんで・・・
こちらで紹介してます、オートヒーターと接続できる国内唯一の、コトブキのサーモスタットを使ってました。
煮魚事故が100%防げるので助かってましたが、15℃まで下げれたら文句なしなんですが・・・(^ω^;);););)
そして冬越ししようにも、うちには姐御・・・
国産とはいえ、ピンポンがいますから完全なる冬越しは難しいと思ってたんです。
あ、なんで冬越し考えてたかと言いますと・・・
金ちゃんと虎太郎の寿命が5年で終わったからです。
もしかして冬越ししてたら寿命伸びたのかな?とか考えちゃって・・・
結局あんまり変わんないみたいですが、15℃まで下げるメリットは多そうなので今回、サーモスタットと合わせて、1年経ったのでヒーターとセットでチェンジしてみました
選んだのは!
ニッソーのプロテクトプラスというヒーターとサーモスタットがセットになっているやつです
これは15℃まで下げれますし、さらに!
ヒーターだけ交換できるのです
ヒーターとサーモスタットが一体型のやつって取り回しは楽でスッキリするのですが、トータルコストを考えるとあまりおすすめ出来ません。
なぜならヒーターは毎年交換するのが事故を防ぐためにも鉄則ですから・・・
毎年一体型を買い換えないといけません(約4,000円)
その点、こうしたセパレートタイプだとヒーターだけ毎年交換すれば(・∀・)オッケー!です(約2,000円)
わたし的にはセパレートタイプがおすすめ!
ちなみにサーモスタットはよっぽどなことがない限り2~3年はもちます。
開封レビュー
60cm水槽なので、余裕を持って200wにしました。
ヒーター、余裕のあるワット数を選ぶこと、これめちゃくちゃ重要です!
余裕のないヒーターを選んじゃうと・・・
冬の寒い時に設定温度まで上がらないこともしばしば・・・
そして1回のヒーターのオンの時間が長くなりますから電熱線の消耗が激しく、1年以内にヒーターが壊れてしまう可能性も・・・
ですのでワンランク上のワット数のものを選びましょう。
大して値段変わらないのでここはケチらない方が後々のことを考えると良いです
パッケージ裏面
じゃん!
説明書が2種類入ってます。
ヒーターとサーモスタット用がそれぞれ。
ではサーモスタットのほうから・・・
見てわかるように15℃から35℃までいけますので・・・
冬場は15℃
白点病治療で30℃以上に
っていう両方のパターンに適応してますd(≧▽≦*)
オートヒーターしか使ったことない人はサーモスタットがよくわからないと思うので解説を・・・
①電源コード
:サーモスタットとヒーターの電源です。これが主電源です。
②温度センサー
:これは水中に入れて温度を計測します。このセンサーによって設定温度±0.5℃くらいにヒーターを使って維持してくれるわけです( ˘-˘ )
③ヒーター接続コード
:これもコンセントの形してまして、これにヒーターの電源コードを繋ぎます。するとヒーターから①まで1本に・・・なりますでしょ?
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では次ヒーターを見ていきましょう
真ん中の部分のカバーはアルミらしいです。
なかなか高級感あります。
そして
コードの付け根が90°に曲がってますので配線処理が綺麗に決まりそうですね(後述)
設置しました
いい感じです。
あ、ヒーターを取り付ける高さに注意してくださいね。
50%ほど水換えした時にヒーターが空気中に出ない位置が便利いいです。そして安全です。覚えといてください(*^^*)
人によっては80%とか大量水換えすると思うのでヒーターの位置を下げるのも検討した方が良いかもしれませんね。
ただ下げすぎるとそこにエサやフンが溜まるので私は結構上にしてますね(^ω^;);););)
とりあえず注意です。
ヒーターコードの配線ですが、このように直角に、垂直にコードを処理することが出来ました。
コードに1個キスゴムがついてますのでそれでコードを固定できます。
実に美しくヒーターを設置できました(*^^*)
ちなみに作動中はパイロットランプが付くので安心です。
最後に
これは書くか書かまいか悩んだのですが・・・
ヒーター、いやサーモスタットはG社は避けた方が良いです。あまりいい評判を聞きません。
Amazonレビューでも見てください。かなり荒れてます。
煮魚になったというのはザラです。
オススメはこのニッソーか、エヴァリスが安くて品質も確かで安心ですね。
参考になりましたら幸いです。